まなびのブログ

カトリック教育の考え方

 

おはようございます。

 

先週あたりから面接が始まりましたね。

本番に向けて、気持ちをぐぐっと上げていきたいですね。

 

田園調布雙葉小学校では、通常授業が始まり、子供たちの生活も徐々に元に戻り始めています。

学校の特徴の一つでもある、異学年交流(マーガレット活動)はまだ再開されておりませんが、

学年毎の遠足の計画も発表され、娘はとても喜んでいます。

 

 

さて、私の過去のブログでも触れている2つのキーワード、

学校の教育方針(カトリックの考え方)の一つ『あるがままの自分で、なりたい自分になっていく』事と、

最近よく耳にする『レジリエンス』には、ちょっとした共通点があります。

 

 

『レジリエンス』は簡単に言い換えれば回復する力ですが、良し悪しの判断をせず現状を客観的に受け入れ解決していく事なので、考え方としてよく似ています。

 

何を言いたいかと言いますと、カトリック系の学校の面接での返答では、

この考え方を意識して答えると良いのかも?しれないという事です。(あくまでも個人的な意見です)

もともとカトリックのご家庭でしたら悩む事もありませんが、

お子様の受験がきっかけでカトリックを知る様になった場合、短期間で理解を深めるのは難しいですよね。

 

 

 

たまに、答えにくい質問が来ませんか?

 

「短所はありますか?」

 

こんな時、以前ご質問にあった、座っていられない子を例に挙げますと、

「我が子は好奇心が強い為じっとしていられません。幼稚園の帰り道でも、道に咲いている花や、虫や、空の雲など、色々な物に目が行くので、帰宅に時間がかかりますが、一方で季節の移ろいを改めて息子に教えてもらい豊かな時間でもあります。小学校に登校する時は、登校中はその好奇心は心にとめて、家で様子を聞かせてねと話しております。」

 

長所短所は表裏一体で、見る方向や場面によっては良くも悪くもなる可能性がありますね。

 

また、「子育てで困った事、悩んだ事」等も同じような回答で良いと思います。

 

 

 

あとは、「お友達をけんかをしてしまったら」等などは、良し悪しの判断より先に、

自分はどうゆう心でどう思ったのかを先に考え、自分の心の状態を確認する、

その後に、解決策を見出していく事を、田園調布雙葉小学校の先生方は実践されています。

 

 

少しそれますが、宿題を忘れてしまったという事実が一つあるとして、

「宿題は忘れたらダメ」では無く、なぜ出来なかったのかその心や行動の背景、

そして、「忘れない」ではなく、「自ら取り組む意識」が芽生えるまで導いて下さります。

 

 

考え方のほんの一部ではありますが、

面接時において学校側から、ご家庭や保護者様の思考に興味を抱いてもらえるようなキーワードをご紹介致しました。

 

 

では、また。

 

寒暖差のあるこの頃ですが、お身体、どうぞご自愛下さい。

応援しています!