おはようございます。
今日は、アメリカの伝統的な行事、Thanksgiving DAY。
収穫祭は、日本でも各地地域で、作物の収穫を祝う行事としてあるようですね。
我が家の周辺は外国人駐在員も多く住む地域なので、賑わっております。
七面鳥の丸焼きなんて家庭ではなかなか手が出せませんが(処理とか・・そもそもメンドクサイ・・)
立派に仕上がったものがマーケットに並んでいました!
さて、田園調布雙葉小学校では、12月からクリスマスを迎える準備として『スプーン一杯のお米集め』が始まります。
子供が親切、お手伝い、必要ではないものを我慢、など良い事をしたらティースプーン一杯のお米を瓶などにためていきます。
ある程度たまったらお御堂のマリア像にお米を持っていきます。
そのお米は、東京の山谷地区で炊き出しの活動をされている団体にお届けします。
山谷地区では、不況と雇用の影響を受け、多くの日雇い労働者が生活をしています。
野宿を強いられている人は飢えや寒さに悩まされています。
仕事をする意欲はあっても働けない状況にあったり、家族や親族との交流が無く孤独であったり、
心身共に病んでいる方も少なくはないそうです。
社会からは怠け者であるとレッテルを貼られ差別されたり、社会的排除を受けているのが現状です。
SDGsは広く世の中に知られるようになってきましたが、
例えば、『貧困をなくそう』『飢餓をゼロに』『全ての人に健康を福祉を』『安全な水とトイレを』など、
支援の目は海外の途上国へ向けられがちですが、日本でもすぐ目の前で起こっている現実があります。
もっと身近な話をすると、子供の貧困は日本全国で4人に1人とも言われています。
『スプーン一杯のお米集め』の活動で、意味を伝え感じてもらうにはまだまだ幼い娘ですが、
人に対して、社会に対して善意で何か行動をする事で、巡り巡って自分の精神を救う事に繋がると、
成長してからそんな気づきがあるといいなと母は思っています。
キリスト誕生の物語。
救い主(イエスキリスト)の誕生を「あなたがたのため」と告げられたのは野宿をしながら夜通し仕事に追われる羊飼いでした。
そして救い主ご自身が『泊まる場所のない方』でした。
お読み頂きありがとうございます。
それでは、今日も良い一日を!