住まいのブログ

子育てするなら港区!? 港区は〇〇な家庭に向いています。

こんにちは。まなびのステーション アドバイザーの【たかやま】です。

 

本日は港区を取り上げまして、港区が取り組む子育て支援策を紹介しながら、どんなご家庭に向いているエリアなのかご説明いたします。

 

 

「全然子育てのイメージが湧かない」とお考えになる方もいらっしゃるかもしれませんが、もしかしたらこのブログを読んでいただいたら港区に対するイメージが変わるかもしれません。

実は港区は「子育てするなら港区」というスローガンを掲げているくらい、子育て支援に注力しています。

 

港区が力を入れている以下の子育て支援策を5つを本日はご紹介します。

 

①出産費用の助成金

②多子世帯への支援

③ひとり親家庭の支援

④小中学校の学校選択希望制

⑤幼小中一貫教育

 

 

①出産費用の助成金

出産費用の助成金は、他の自治体だと上限42万円というケースが多いんですが、港区では、令和2年からなんと上限73万円に拡大されていまして、かなり手厚い支援だと言えます。

しかも、もし双子の場合はさらに40万円、三つ子の場合はさらに40万円、と助成金の上限額が上乗せされます。

これを見ると、港区が、ご家庭におけるお子様の出産を支援したいという姿勢がわかると思うんですが、港区は、2人目以降の出産を望むファミリーが子育てしやすいような制度設計も整えています。

 

 

②多子世帯への支援

それが支援策の2つめ、多子世帯への支援充実です。

たとえば、港区民で、指定保育園に在園している子どもがいる場合、2人目の保育料、そして給食費まで無料となります

これは東京23区の中では初めての取り組みということなんです。

同様のサービスは、保育園だけでなく、幼稚園も対象になっていて、区立幼稚園、私立幼稚園においても第2子以降の子どもの保育料が無料、または一部補助が出る仕組みもあるんです。

 

 

③ひとり親家庭の支援

港区はひとり親家庭の支援にも力を注いでいます。

たとえば、小学校6年生以下のお子様がいるひとり親家庭で、親御さんがどうしても休日出勤や冠婚葬祭に出席しなければいけないときもあると思います。

港区では、ホームヘルパーを派遣してくれるサービスがあったり、医療費の一部を助成してくれたり、都営地下鉄・都電・都バスの無料乗車券を発行してくれるなど、ひとり親家庭の経済的負担を減らす目的の制度が設けられているんです。

そしてそして、こうした家庭向けサポートに加えて港区は、子どもの教育面にも配慮した取り組みも行っています。

これが支援策の4つめと5つめになります。

 

 

④小中学校の学校選択希望制

原則、住む住所によって通学区域の学校に就学しなければいけないところ、港区では新小学校1年生、新中学校1年生に希望がある場合は、一定の条件のもと、幾つかの学校の中から就学先を選べるシステムがあります。

これによって、通学する生徒側の選択肢が増えるだけでなくて、学校側も選ばれるように、より魅力的な学校作りに向け努力する、ということなんです。

 

 

⑤幼小中一貫教育

最後は港区が掲げる幼小中一貫教育に関する取り組みです。

幼稚園・小学校・中学校の12年間を連続したものと捉えて、一貫教育校を設けたり、それぞれの施設を隣接させたり、それぞれのカリキュラムを連携させています。

たとえば、青南幼稚園、青南小学校、青山小学校、青山中学校を1つのグループにして、小学校と中学校の教員同士が教育カリキュラムの研究を一緒にやったり、子ども同士の作品交流をしたり、学校行事を通じて学校間の交流を深めたり、コミュニティ全体で一貫教育を進めています。

こうした幼稚園・小学校・中学校を1セットにしたグループを、港区の中に10個も作って、一貫教育を推進しています。

ですから、お子様に関して私立の受験まで考えていないけど、子どもには幅広い年齢層の子ども達と交流させたい、小学校から中学校に上がる時の大きな環境の変化、いわゆる“中1ギャップ”は避けたい、と考えているご家庭にマッチする制度なんじゃないでしょうか。

 

このように教育支援が充実している港区ですから、教育に注力したいご家庭にはよい環境であると言えると思っています。

あと、港区に住むにあたって気になるのが居住コストだと思います。

港区といっても、非常に範囲が広いので、六本木や赤坂といった土地が高いエリア以外の住居もたくさんあります。

また、買わなきゃいけないわけではなくて、賃貸でも良いんです。

自治体の取り組みによって、受験という選択をしなくてもある程度教育環境、選択肢が整っているので、受験にかかるコストが逆に浮くとも考えられます。

港区=高い=住めない、と先入観を持つのではなく住まいの選択肢についても柔軟に考えていく必要があるのではないでしょうか。

 

 また、何かご相談事項があれば、以下のメールアドレスもしくは掲示板でいつでもご連絡ください。

 

mail: manabi-station@rbc-cop.com

 

掲示板:住まいとまなびの掲示板 - 「教育」と「不動産」の情報共有のためのコミュニティサイト (manabi-station.jp)

 

参考動画:#17子育てするなら港区!?港区は〇〇な家庭に向いています【教育 × 不動産】 https://www.manabi-station.jp/blog/blogvideo/advizor01/