まなびのブログ

『何のために・・・』

 

おはようございます。

 

私の友人のお子様が今年受験を控えているのですが、先日「何の為にお勉強をしているの」とポツリと言われたそうです。もし、皆さんがこのような質問をお子様にされたらどうお答えになりますか?

 

子供には親を喜ばせたいという気持ちがあり、始めて自分1人で成し遂げた有能感を(出来ない事をできるようになりたい、もっと上手にできるようになりたい、新しい事にチャレンジしたい)親に褒めてもらいたいという欲求があるそうです。

 

私達は毎日とても忙しく、日々無意識に色々頭の中で計画を立てていますよね。

『このペーパーの宿題が終わったら絵画を仕上げて・・絵画の間に夕飯の支度をして・・』

でも、ペーパーでつまづくと計画は崩れます。この時に、

「なんでこんな問題で間違えるの!前にもやったよね?よく問題を見なさい!」

 

または、

 

「ママ見て、自分で考えて作ったよ!」

「もう少し色を工夫して・・ここは大きくした方が・・」

 

これは私の失敗談です。

 

誰の為に発している言葉なのか、相手の為に発している言葉なのか。

 

どのような姿勢でやっているのか、何の為にやっているのか。

 

自分の都合(試験までに間に合うかしら、他の子はもう出来ているから等)で不安や焦り矛先を子供にすり替え否定をしてしまいました。子供の事を考えての言葉では無く、自分の都合で上手く行かない事を、否定する言葉で子供にぶつけていたわけです。

これでは自立性は失われていきますよね。

 

子育ては思い通りに行かない事の連続です。このように思い通りに行かない事への耐性は物事をプラス受信する事で強くなっていくそうです。

 

例えば、

『なんだかスランプだわ、でも、今で良かった、試験までまた上がれるから』

『なぜ家では出来るのに、テストでは点数が取れないんだろう、緊張しないようなおまじないを教えてあげよう』

↑実際息子に、緊張しない飴と言って移動の時に一粒なめさせたりしました。

 

 

保護者様はプラス受信、

お子様へは褒める言葉のシャワーを沢山浴びせて『有能感』を満たしてあげましょう!

「何の為に・・」という疑問は無くなると思います。

 

 

最後に、アメリカ人作家のウイリアム・アーサー・ウォードという方が、

このように言っています。

『優れた教師は、自らやってみせる。本当に偉大な教師は生徒の心に火をつける』

教師と生徒の所をご自身とお子様に当てはめてみてください。

 

 

私は心理学を学んでいましたが素人ですので、全ての悩みを解消できるわけではありませんがお力になれる事があればと思っております。頑張りましょうね!

 

では、よい一日を。