学力向上と自己肯定感

 

おはようございます。

 

夏休みのも終盤を迎えましたね。

先日、札幌、小樽、旭川と、北海道の左半分あたりを娘と周遊したのですが、もう夜は長袖がないと肌寒く感じ、すっかり秋の気配でした。

隠岐の島に行っていた息子は、都会のもやしっこ代表のような姿から、細めのごぼうに変貌していました。

 

我が家は、おそらく家族全員が自然の中で過ごす事を好む(夫婦の価値観に子供達が引っ張られているとも言えますが)ので、休日は体を休める目的で旅行に行きます。

体を休ませるとは、脳を休ませる意味も含んでしますが完全に停止という事ではなく、以前にもブログで書きました、ダイレクトに脳を刺激する媒体から離れて、自然の力を感じるとか、自分の能力に目を向けるとかそんな意味を含んでします。

都会に住んでいて自然が好きとは話が矛盾していますが、それぞれの善し悪しを今はうまく利用している感じです。

 

 

このような旅の途中でふと目に入った記事がありました。

『10歳までの読書量は、その後の学習能力の向上スピードばかりか自己肯定感の安定につながる』

これはCambridge大学のレポートの一部なのですが、学習能力の向上スピードは他人と比較した事がないのでわかりませんが、自己肯定感という点において、とにかく私の幼少期は本の虫で、思春期から成人して間もない頃の特に他人が気になる時期を楽に過ごしていたなと、こんな研究データもあるんだなと府に落ちました。

 

他人と比べない、他人が気にならない、そうゆう考え方もあるよね、と一見冷たく感じられた事もあるかもしれませんが、受け流す事を自然とやっていたように感じます。

なぜ読書が自己肯定感の安定につながるのか、大学のレポートの情報が多く読み切れていませんが、私が想像するのは、本には様々な時代背景、様々な立場の人間を含む生き物、環境などを知り理解し、時にはその主人公として生きる事(本の中で)を疑似体験出来るので、その中で沢山の成功や失敗の経験を積むことが出来るからなんじゃないかと。

自分ならこう行動するとか、こう思うとか、自分とは違うけれどこんな背景があるからなんだ等を繰り返すことで、自己が確立して軸が太くなる、そんなイメージでしょうか。

 

そう言えばまた何か思い出しました。

『事実は一つ、真実は人の数だけある』

これもどこかで見たセリフですが、この人の数だけあるという所がポイントで、色々な側面から見ると本当の事などあって無いようなものですね。笑

 

 

読書の秋とも言いますが、心を揺さぶる旅が出来る本とまた出合えるといいなと思っている所です。

 

ちなみに、娘は本はあまり好んで読まないのですが、小人が登場するコロボックルシリーズだけは夢中で読んでいます。

 

 

 

残暑が厳しいですが、お元気にお過ごしくださいね。

では、また。

 

 

本日から伊良部島のジャングルに行きます。どんな野生が目覚めるのか。。。