同じ目線の先にいらっしゃる校長先生

 

おはようございます。

 

田園調布雙葉小学校の新学期が今週月曜日から始まりました。

また副校長の筒井三都子先生が、校長先生になられました。

私は、筒井校長先生の大ファンなんですよ。良い意味で距離が近く(主婦の会話で盛り上がります)どこまでも公平な母親目線を持って下さり、子育て中に誰もが遭遇するような悩みや失敗を、ご自身の経験からこのように(要約)お話して下さいます。

 

 

『母親でも失敗や間違いをする、完璧な人間なんていないのだから、完璧を目指さなくていい、間違ったらごめんなさいと謝る、学ばせてくれてありがとうと感謝の気持ちを持つ、これはお子様に対しても、自分を支えてくれる周囲の人に対しても。』

 

 

 

そう言えば、娘がまだ年中の頃、私学フェアや模試などで田園調布雙葉小学校のブースへ行くと、必ず前校長先生の南部先生と、現校長先生の筒井先生がいらしていました。

 

相談ブースでは1人10分程、お話が出来る時間がありましたが、回数を重ねるうちに私の方が勝手に親近感を感じてしまい、この際、顔を売るだけの(言い方すいません)うわべの質問ではなく、入学したい想いと直面している悩みをぶつけてみました(言い方すいません)

 

「娘の成績があがりません、今日も模試をしていますが、毎回楽しかった!出来た!と帰ってくるのですが、合格圏内に入った事がありません。娘の良い所を考査時に見て頂きたいのですが、どのように毎日を過ごせばよいのでしょうか?」

 

なんとも必死なお恥ずかしい質問ではありましたが、

 

「成績(ペーパー)だけではお子様は判断しません、むしろご家庭内でどのように今まで過ごされて来たのか、子供らしさが失われていないか、家族の一員として自分から積極的に行動する様子が見られるか等を見ています。未発達なのは当たり前なので、入学後12年間でゆっくりを青年期の成長を見守ります・・(要約)」

「働いているお母様は時間に余裕がないかもしれません、ご飯もいつでも手作りにこだわる事なんてありません、時には買ったお弁当でもいいので一緒に食卓を囲み、会話を増やし、丁寧に毎日を過ごしてください。」等など。

 

 

働いていて、周囲のお母様より時間をかけてあげられない罪悪感や焦りが消えた瞬間でした。

これを境に、娘にとっての無理なペーパー数の課題をやめ、基本問題のみを繰り返し取り組みながら、日常の生活から学ぶ事に意識を持っていくようになりました。(具体的な取り組みは過去のブログにも書きましたが、また時期を見て再度投稿したいと思います)

 

 

今朝も娘は、自分の制服のスカーフ、ハンカチ、お弁当のランチョンマットにアイロンをかけ、ピシッと気持ちいい!とニコニコしながら登校しました。

 

 

では、本日は冷えるようですね、お身体ご自愛ください。

よい一日を!