まなびのブログ

利他の心と鼻血騒動

 

こんにちは、さくらです。

 

最近、田園調布雙葉小学校で起きた、鼻血騒動についてのお話です。

物騒な話では無いです。大丈夫です!笑

先日、娘の学級のお友達が、鉛筆がなぜか鼻に入ってしまい鼻血が止まらなくなるという事件が起きました。小学校低学年の子供たちは、一体どのような行動に出たでしょうか?

 

1)全員野次馬と化した。

2)大勢がティッシュを出した。

3)制服が汚れないように気遣う子がいた。

4)床を拭く子がいた。

5)密になってるよ!と注意喚起をする子がいた。

6)先生を呼びにいく子がいた。

どれが正解だと思いますか?

 

このコロナ禍で、集団行動を学べる機会が激変してしまいました。田園調布雙葉の大きな特徴と言える縦割り交流のマーガレット活動も制限され、集団の中の自分を意識する事が少なくなりました。学校もこの事は課題と感じているそうです。

そんな中、このよくある出来事(鼻血騒動)での子供たちの行動ですが、集団の中で自分の役割を考えどう動くのか、どう感じるのか。

自然と他者の為に行動を起こす力と、全体を見渡す観察力を皆で発揮しました。

 

おわかりだと思いますが、先程の質問の答えは1)以外全てです!

根底にあるのは利他の心です。

力を合わせて喜びや楽しさを分かち合う、

お友達のよい所に目を向ける、

色々な考えを持った人がいる事に気づく、

自分から歩み寄る。

 

今年度の学校目標は、『自分から』まさにこの目標が達成されている事例だと感じました。

子供達はどんな状況化でも逞しく成長していました!

 

鼻血ついでに余談ですが、お教室、模試、考査時に万が一鼻血が出ても自分で対応できるように、息子(よく出していたので)のティッシュケースには鼻血を止めるための専用脱脂綿を入れておりました。備えあれば憂いなしです。笑

 

それでは、また。