おはようございます。
最近、海外への仕事が増えてきました。私が仕事をしております分野で、アメリカは黒字を出し始め、ワクチン接種(あくまでも任意です)や、その他の取り組みが実を結び、世の中の不安が晴れる兆しが見えてとても嬉しく思いました。
コロナウイルスに関する人々の心の動きについて書かれた文献を読みました。
不安や恐れは、人間の生き延びようとする本能を刺激する為、なんとかそれを消し去ろうとするそうです。
しかし、本当の敵(ウイルス)が見えない為、敵をすり替えて何かあれば特定の人を批判したり、偏見を持ったりして安心感を得ようと(SNSのデマ発信などもその一部)するらしいです。
受験とコロナウイルスは全く関係のない話ですが、恐れや不安はそのような心理状況に人を変えていくと考えると、とても怖いなと感じました。先が見えず不安な日々を過ごしている中での受験は、私には想像も出来ないご苦労があると思います。少しでもその不安を解消出来たらと微力ながら思い書き連ねております。
前置きが長くなりました!
さて、今回は、個人考査必勝の近道後編です!
①同じ所にシールを張って
見本と同じように同じマスにシールを出来るだけ早く正確に貼る作業です。シールをはがす作業に時間をとられてしますお子様が多いそうです。手元はあまり見ずに指の感覚ではがし、目はどこに貼るのか狙いを定める練習をするとスピードがぐっとあがります。シールに色の指定がある時はより高度になりますが、同じように練習をするとよいです。
②同じように積み木をつんで
これも見本があり、必要な積み木をつかって見本と同じように積み上げます。こちらも上記のように、なるべく手元も見る時間を減らし、見本の形を捉えどこに置くのか視線をあまり動かないないのがポイントです。視線が、手元、見本、置く場所と規則性無く行ったり来たりすると時間がかかってしまいます。
③同じようにしまって
BOXの中に大小さまざまな物が入っている見本があります。それを同じようにお片付けをします。大小の理解をする事も大切ですが、一番上に見えるものを真っ先に手に取ってしまいますが、一番上に見えるものは、一番最後に重ねなければいけないので、お子様は混乱するようです。どの順番で積み上げるのか、これは娘が一番時間がかかった項目でした。
④バックにつめて
形が不安定な物への収納で、見本があり、同じようにしまいます。これも上記と同じです。
④傘の開閉
普通の傘、折り畳み傘を開いて閉じてまとめる所まで行います。折り畳み傘が出題されたお話は聞きませんが、月齢が高いお子様は念のため練習されておくと安心かもしれません。傘の開閉の個人考査の際に、傘をさしている時、電車などで気を付ける事は何か質問もありました。『振り回すと危ないのでしません』『ほかの方に傘の水滴がつかないように気を付けます』等がお答えできるとよいと思います。
これらには制限時間があり、予め途中でも止めの合図で手を止めるお約束があります。止めの合図で必ずやめる事が出来るようにしましょう。その他、輪ゴムつなぎ、クリップ止めなど、学校生活で自分で必要な作業が自分で出来る巧緻性が身についているかの確認もあります。
毎年、このように、特別な事ではなく、日常生活の中でどれだけ自主性や自立性をもって様々な事に取り組んているのか、その姿勢が見られます。
日々の生活を丁寧に過ごす事がカギですよ!
とは言え・・・我が家もお手伝いをしてもらっても私がやってしまった方が早かったり・・・なんでこんな簡単な事が・・・とキー!となる事もしばしばありました。
ここは、親の我慢どころと捉え、お子様が達成出来た事があれば、「え!わ!すごい!」感嘆文がポイントですよ、褒めて褒めて『得意かも!』と思わせましょう!
ちなみにですね、収納は早稲田実業、つみき積みは学習院、シール貼りは立教などの過去の個人考査でも出題されています。
それでは、今日もよい一日を!